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このブログは、葬儀司会者や葬儀で司会をなさる皆様に向けて少しでもお仕事の助けになればと思い、葬儀司会の例文や葬儀ナレーションの原稿やサンプルをご紹介させて頂いております。
よろしければご参考になさってみてください。
今回は、時々ご案内させて頂いております葬儀司会上達講座の「滑舌強化編 パート5 ナ行」です。
ナ行は苦手とする方が意外と多い言葉です。弊社のスタッフにも「ナ行」が苦手なスタッフがいて、「初七日」という言葉がいつも不明瞭になってしまうのが悩みでした。 ナ行における舌の位置を再確認し、舌の筋肉を鍛えながら少しずつ改善を図っているところです。
ナ行は鼻音(びおん)と言い、息を鼻へ抜く音(少し鼻にかかる音)になります。 舌の位置は「な・ぬ・ね・の」が、上の歯の裏あたりにベロの先が付き、鼻から息を抜きながら、舌を弾いて音を出すイメージで、「に」だけは、舌の先っぽが下の歯の裏になり、後ろの方の舌が盛り上がって上のあごにつくイメージです。
練習の時には、 一音一音ゆっくりと、はっきりと「N」の子音を意識して発声するようにします。
【ナ行の早口言葉】
*最初はスピードよりも発声の正確さを重視して下さい。正確に発音出来るようになったら、少しずつスピードを早くしてみましょう。
・泣き顔なのに涙がない/なんとかならないものなのか
・沼でぬかるみ足ぬけない/汗をぬぐい、濡れたシャツを脱ぐ
・寝るに寝れない熱帯夜/年々きれいになる姉さん
・野はのどかでノスタルジイ/のびが伸びて野に実る
・煮込んだ肉のいい匂い/「忍者」で人気、日系人
滑舌は、日々の訓練で確実に改善されますので、是非、実践してみて下さい。 今回は以上となります。
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