ブログをご覧頂いている皆様。
いつもありがとうございます。
このブログは、葬儀司会者や葬儀で司会をなさる皆様に向けて少しでもお仕事の助けになればと思い、葬儀司会の例文や葬儀ナレーションの原稿やサンプルをご紹介させて頂いております。よろしければご参考になさってみてください。
今回は、時々ご案内させて頂いております
葬儀司会上達講座⑧「メリハリのあるアナウンス」
についてです。
どんなにいい声でも、どんなに滑舌がよくても
話にメリハリが無く単調になってしまうと
伝えたいことも伝わりません。
聞き手に聞く努力を強いずしっかりと声を耳に届け
内容を伝える為には「メリハリ」が必要です。
但し、葬儀のアナウンスにおいて
声を大きくしてメリハリをつけるのは
場の雰囲気にそぐわない事も多いと思います。
メリハリを付けるには、声を大きく強くするばかりではありませんので
それ以外のメリハリの付け方をいくつかご紹介させて頂きます。
①強調したい言葉をあえて低く弱くゆっくり喋る。
②伝えたい言葉の前後に間を取る。
③文章に応じて表情や方向を変えて言う。
声と表情は関係ないように思えますが
表情によって声の印象はかなり変わります。
また、方向というのは、その言葉を届けたい方を
変えてみるという事です。
ご遺族だったり、故人様だったり、参列者全員だったり・・・
【メリハリをつける為の練習方法】
個人的にお勧めしたいのは「シャドーイング」です。
英会話のトレーニングなどでも使われる事が多いトレーニング方法で
英語であれば英文を見ずに英語の音声を聞いて
少し遅れて同じように口に出すという形で行います。
司会のトレーニングに際しては
英語では無くテレビ番組のナレーションを聞きながら
即座に真似をしてみるという練習方法がお勧めです。
葬儀司会の練習ですので
わりと落ち着いた番組のナレーションを
真似てみるのが良いと思います。
テンポや間の取り方、更にはメリハリの付け方等
とても参考になります。
是非、実践してみて下さい。
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