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このブログは、私と同じ葬儀司会者や葬儀で司会をなさる皆様に向けて少しでもお仕事の助けになればと思い、自分のスキルアップの意味も込めて、葬儀司会の台本や葬儀ナレーションの原稿をご紹介させて頂いております。よろしければご参考になさってみてください。
今回は、今日東京ドームで行われているジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長のお別れ会について綴らせて頂きます。
ジャニー喜多川さん。
享年87歳。
11時からの関係者の部では、ジャニーズ事務所の所属タレントをはじめ、郷ひろみさんやONE OK ROCKのTakaさんなど、卒業生や多くの著名人の方々も参列したようですね。
改めてジャニーさんの遺された功績の大きさに敬服いたします。私も、小学生の頃にマッチやシブガキ隊の歌をよく歌っていた事を思い出します。
多くの芸能人の方が、お身内だけでご葬儀をされ、後日のお別れ会も関係者のみというスタイルが多い中、一般の方々向けに誰でも参列できるお別れの場を用意してくださった事は素晴らしいことだと思います。
このような場を設けて頂けると、ファンの皆様も気持ちの整理がついて、次の一歩を歩み始めるきっかけになるのではないでしょうか。
ごく近しい方々のみで行われる家族葬が主流になりつつある昨今ですが、私は自分の人生に関わってくれた多くの方に参列してもらって、盛大にご葬儀を行って欲しいとエンディングノートに書きました。葬儀業界で仕事をしてきた者として、ご葬儀という儀式でしっかりとお別れをすることと、お別れの周知の重要性を感じているからです。
もちろん、お別れの仕方は人それぞれですが、自分の葬儀をイメージしておくことは終活において大切な要素の一つです。
ちなみに、ジャニーさんのお別れ会での会葬御礼はジャニーさんのアルバムだったとか。ジャニーさんの生い立ちから数々のアイドルを手がけた足跡などを文章や秘蔵写真で紹介しているそうです。
一般の方のご葬儀でも、このような故人の足跡と思い出を綴った「アルバム」を会葬御礼にする方が増えてくるかもしれませんね。
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