ブログにお立ち寄り頂いた皆様、ありがとうございます。
このブログでは、葬儀で感じたことや葬儀ナレーションの実例をご紹介しております。
今回は、印象に残った喪主様のご挨拶について書かせて頂きます。
故人様は4人家族のお父様。
2人のご息女がいらっしゃり、ご出棺に際し、喪主を努められたご長女様が遺族代表のご挨拶をして下さいました。
「私の父は、笑顔が素敵ななお父さんでも、素晴らしい教訓を教えてくれたお父さんでも、休みの日に家族サービスをしてくれたお父さんでもありませんでした。破天荒で無口で不器用で愛情表現が下手だった父です。そんな父の生き方が正しいかどうかはわかりません。でも、私はとても父が好きでした。私がただひとり、あり方を真似て生きていきたいと思ったのは父だけです。」
故人様を一番近くで見てこられたご家族ならではの愛に溢れたお言葉。お父様にとっても嬉しいお言葉だったのではないでしょうか。
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