先日お手伝いさせて頂いたご葬儀は、柔道家としてご活躍された方が故人様でした。
式場内には、故人様がお召しになっていた柔道着と共に、数々のメダルや楯が飾られ、ご生前のご活躍ぶりを偲ばせていました。
以下、開式前にアナウンスさせて頂いたナレーションの抜粋です。
「少年時代、新潟三条の小さな道場で芽吹いた柔道への熱い想い。その想いを胸に、厳しい修練を積まれ、屈強なライバル達としのぎを削りながら、直向きに歩んでこられた柔の道。情熱が沁み込んだ畳の上で、歯を食いしばりながら培った技と精神力は、並み居る強敵を圧倒し、太郎様を世界の頂点へと導きました。現役を引退後も、柔道の普及と発展にご尽力された太郎様。その御功績が認められ、平成16年には故郷三条の市民栄誉賞を受賞されました。*固有名詞は仮名です。」
ご葬儀には、共柔道教室などでお世話になったという子供達もご参列して下さりお別れを惜しんでいらっしゃいました。故人様の柔道に対する情熱は、しっかりと受け継がれているようです。
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