先日お手伝いさせて頂いたご葬儀は、野球が大好きだった方が故人様でした。幼い頃から野球に打ち込まれ、甲子園への出場も果たし、お亡くなりになる直前まで、草野球チームで野球を楽しんでいらっしゃったそうです。
以下、ご葬儀でアナウンスさせて頂いたナレーションの抜粋です。
「太郎様が野球と出会ったのは小学1年生の時。小さな手に大きなグローブ、細い腕に重たいバット。まだ、あどけなさの残る幼い野球少年は、やがてチームを引っ張る頼もしいキャプテンとしてチームを甲子園へと導かれました。志しを同じくするお仲間と出会い、野球を通じて掛け替えの無い思い出を紡いで来られた太郎様。社会人になり、草野球チーム「ワイルドグース」を結成。楽しくも真剣に野球に励まれ、試合の後には、集会所でお酒を酌み交わしながらの野球談議。大好きだった野球が繋いでくれた沢山の絆。その絆を胸に、ワイルドグースのユニフォームをお召しになってのお旅立ちです。」*固有名詞は仮名です。
少年野球チームのコーチも務めていらっしゃったという故人様。幼き頃の故人様と同じく、プロ野球選手を目指す子供達もコーチとのお別れを惜しんで涙を流していらっしゃいました。
きっと、これからも子供達の成長とチームの奮闘を、見守ってくださることでしょう。
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