先日お手伝いさせて頂いたご葬儀は、インドネシアに赴任していらっしゃった方が故人様でした。ご家族を日本に残しての単身赴任。未開拓の地での奮闘で、大変なご苦労もあったそうですが、故人様の頑張りが実を結ぶ事になりました。
開式前に入れさせて頂いたナレーションの抜粋です。
「慣れない土地での新規開拓。インドネシア語を猛勉強しながら、率先して現地の方々と触れあい、少しずつ信頼関係を築いてこられた太郎様。運転中に知り合いを見つければ、車から降りて握手を交わし、決して得意では無かったというカラオケや野球も、地域の方々に認めてもらいたいとの一心で積極的に参加。一人また一人と心を開いてくれた事をとても喜んでいらっしゃったそうです。そんな太郎様の情熱が実を結び、現地の方々との絆が礎となり発電所が稼働。太郎様が愛した人々の生活を支えていく事になりました。」
ご葬儀の日、現地インドネシアでは、同僚の方々が腕に喪章をつけて仕事をしていらっしゃったそうです。縁のあった方々はきっと発電所を見るたびに、灯りをともすたびに、故人様の事を思いだすことでしょう。
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