先日お手伝いさせて頂いたご葬儀は、とあるご夫婦の奥様が故人様でした。
明るく社交的なお人柄で、ご主人をとても愛してくれていたそうです。
ご出棺の前に、ご参列の皆様がお棺の中の故人様にお花をお手向けになり、最後の花束を喪主であるご主人からお手向け頂く場面でのナレーションです。
「とても明るいお人柄でいらっしゃった花子様。花子様がいてくれるだけで、その場がぱっと明るくなるような、まさに太陽のようなお方でいらっしゃいました。そんな花子様へ最後にお手向け頂くお花は「ひまわり」です。
ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめています」
ご主人と共に歩んだ35年の道のり。苦しい時は励まし合い、楽しい時間を分かち合い、涙が出るほど笑い合い、時間を忘れて語り合った掛け替えの無い日々。連れ添ってこられたご主人から、感謝の気持ちを込めた「ひまわりの花束」をプレゼントして頂きます。」
生前、その明るさで多くの人を笑顔にしてくれた故人様。明るいお人柄を偲び、ご参列の皆様が流すとめどない涙の中でのご出棺。ご主人の胸に抱かれた笑顔のご遺影と、お棺の上の明るいひまわりの花束が印象的なお旅立ちとなりました。
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