今回は、印象に残ったご導師の法話について書かせて頂きます。
「人は死んだら何処へ行くのか・・・?」
凡人の私には到底答えることの出来ない問です。しかし、大切な人を亡くされた方々の中には、その答えが欲しいと思う方も多くいらっしゃるのかも知れません。
先日のご葬儀で、ご住職が話して下さった法話が、まさにこの問いに対する答えでした。
「亡くなった方が帰っていく場所は、遺された方々の心の中です。心の中で仏様になり、見守ってくださるのです。」
この問の答えは一つでは無いかも知れませんし、ある方が聞いたら、この答えは間違っているとおっしゃるかも知れません。しかし、私は個人的にこの答えに大きく頷きました。なぜなら「そうであって欲しい。」思ったからです。
私も大切な人を亡くした経験がありますが、いつでもその人の笑顔を思い浮かべることが出来ます。そればかりか、こんな時、あの人ならこう言うだろうなーと、考えながら、いつしか会話が始まる事もあります。その人はいつでも私の近くに居てくれています。きっと私の心の中に。
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