今回は司会と「音楽」についてです。
司会をするうえで大切な事は、「話す」ことですが、もう一つ大切な事は「感じる」ことです。
この「感じる」には幾つかありますが、今回は「聴く」事の大切さをお話させて頂きたいと思います。
この「聴く」という漢字には 目と耳と心という漢字が入っています。文字通り耳だけでは無く、目や心を使って、相手の発する言葉だけではないシグナルを聴くことが重要です。
この辺の話は長くなってしまうので、また別の機会にさせて頂くとして・・・
皆様がマイクを持つ時。もし、BGMが流れていたら、その曲をよく聞いてみて下さい。そして、出来るだけ、その曲にあったトーンで喋るようにしてみて下さい。
最初は少し難しいかも知れませんが、次第に慣れてくると思います。
曲と喋りのトーンを合わせることは、空間の雰囲気づくりにとても重要です。そして、この雰囲気を作るというのは、司会者として重要な役割の一つだと思います。
もちろん、司会者一人の力だけで、雰囲気を作れる訳ではありません。しかし、司会者一人ののせいで、雰囲気が壊れることはありえます。
雰囲気を壊さないように、そして、その場に合った雰囲気を作れるように。
その第一歩が音楽を聴く事なのです。
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