葬儀ナレーション一文「桜」

先日フキノトウを見つけました。

冬がどんなに寒くても、春は必ずやって来るのですね。

先日お手伝いさせて頂いたご葬儀は

家族想いのお父様のお旅立ちでした。

毎年、ご家族と満開の桜を眺めてお花見をするのが大好きだった故人様。

病との闘いの末に桜が満開を迎える前に旅立たれました。

ナレーションではこんな一文を入れさせて頂きました。

「今年もお父さんと一緒に桜が見たい。そんなご家族の想いを胸に、最後まで弱音を吐かず、ご病気と闘ってくれた、優しくて強い自慢のお父さん。」

祭壇には、満開の桜がプリントされた大きな写真が飾られていました。

お花見の時には、故人を思い出して、一緒にお花見をして欲しい。そんなご家族の願いも込められているそうです。

東京の桜はもうすぐ満開です。